【レインマン】
バリー・レヴィンソン監督
ダスティン・ホフマン、トム・クルーズ出演 1988年製作
監督はバリー・レヴィンソンというアメリカの監督さんです。「グッドモーニング・ベトナム」や「フェイク」などで知られています。
ロサンゼルスで仕事に追われるビジネスマン、チャーリーは高級中古車ディーラー。会社は火の車で経営状況は芳しくない。ある日、折が合わなかった父親の訃報を受け取ったチャーリー。彼に遺されたのは車と一本のバラの木だけでした。遺産の300ドルを他に相続した人物がいるのを知ったチャーリーは憤慨してその人物の正体を突き止めようとしますが、その人物とは存在を知らせれていなかった彼の実兄、レイモンドでした。レイモンドはサヴァン症候群で施設に入ってましたが、納得行かないチャーリーは無断でレイモンドを連れ出し、ロサンゼルスに戻ろうとします。
弟チャーリーにトム・クルーズ、兄のレイモンドをダスティン・ホフマンが演じます。忙しく利益を追い求めるチャーリーには数字やお金が全てでした。そんなチャーリーには恋人も呆れ顔です。レイモンドと出会い（再会し）、一緒に旅をすることでチャーリーは大切なものを思い出します。心の底に埋もれていた「レインマン」の記憶、大切な兄弟の存在。そして一緒にいたい、と思います。
「クレイマー・クレイマー」に続き、二度のアカデミー男優賞を獲ったダスティン・ホフマンの演技に注目です。
【この映画にまつわる個人的なコラム】※読まなくても可。笑
大好きな映画です。浴室でレインマンの歌を教えてくれた兄の存在をチャーリーが思い出すシーンがなんだか泣けます。兄弟は唯一無二の存在なのですね。どうでもいいんですが私は自分の父はダスティン・ホフマンに似てると思ってました。それか、武田鉄矢。
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